加齢黄斑変性の治療

加齢黄斑変性のタイプ「委縮型」についての治療方法は、残念ですが現在のところ有効な方法がわかっていません。
加齢黄斑変性のタイプ「滲出型」の治療方法は、大きく分けて「薬物療法」「光線力学療法」「レーザー治療」の3つです。
●薬物療法
薬物療法によって新生血管の成長のために重要な「血管内皮増殖因子」の働きを抑制する薬「抗VEGF薬」を使います。
そして、新生血管の成長を妨げます。
まず、点眼薬で目に麻酔します。
そして、硝子体に抗VEGF薬を注射します。
注射の回数は、1ヵ月に1回程度で、合計3回くらい行い、その後は必要だと判断されたときに注射します。
この治療方法は、外来で受けることが可能です。
早期治療ができれば、視力の回復も見込めます。
ただし、まれに副作用の症状「一時的な眼圧上昇」「脳卒中」を起こすことがあります。
そのため、緑内障や脳卒中を起こしたことのある人の治療方法は、慎重に決める必要があります。
●光線力学療法
腕の静脈に「光感受性物質」を注射します。
およそ15分経過したら、とても弱いレーザーを新生血管に照射します。
光感受性物質は、ほとんど正常な血管には取り込まれないので、新生血管において反応して詰まります。
しかし、この治療方法は、症状が早期のときに受けてしまうと、かえって視力悪化を起こす場合があります。
そのため、ある程度の視力低下が見られる場合に行われる治療方法です。
●レーザー治療
とても強いレーザーを新生血管に照射して、焼きつぶします。
ただし、正常な網膜も焼きつぶしてしまうため、視野の一部が欠けてしまいます。

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